こんにちは!
今日は青空が一面に広がり、秋晴れといった感じでした。
とはいえまだまだ暑さも続いており、過ごしやすいと言えるようになるのはもう少し先になりそうです。
さて、今日は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という言葉について、思ったことをお話ししたいと思います。
先日この言葉を国語の自習で扱いました。
意味はというと
熱いものも、飲みこんでしまえばその熱さを忘れてしまう。 転じて、苦しい経験も、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまう。
となっています。
その時は大変な思いをしても、少し時間が経つとそれも忘れてしまう。
そしてまた同じ失敗を犯してしまう。
経験のある方も多いと思います。
試験勉強でも同じことが言えると思うのですが・・・昨日はこの言葉を思い知らされることがありました。
昨日は、以前勤務していた塾を久しぶりに訪れました。
仕事で知りたいことがあったので勉強させていただこうとお邪魔したのですが、かつてお世話になった先生方に暖かく迎えていただき、大変感謝しておりました。
私もまだ塾を経営して日が浅いため、経営や教材について勉強させていただいたり・・・先生方には大変お世話になりました。
当時教えていた生徒もいたりして、「がんばってるかー?」などと声をかけたりしておりました
しかし後で先生方に聞いてみると、中にはほとんど成績の上がっていない(むしろ下がっている)もけっこういるようで・・・。
数年塾に通っているにもかかわらず、目を覆いたくなるような点数を取ってくる子もいたりします。
とても熱心な先生方なので、指導も質の良いものになっているのですが、なぜ長く塾に通っているにもかかわらず成績がひどいままなのでしょうか。
その答えが「喉元すぎれば熱さ忘れる」だと思います。
テストでひどい点を取れば、そのときは「次こそはがんばろう」と思います。
しかしその思いは、次のテストまでは到底続きません。
先生がいかに熱心に教えようとも、生徒は「今だけ話を聞いているふりをしておこう」と考えてしまい、塾から帰るともう頭の中がリセットされてしまいます。
その様子が一番現れるのは宿題でした。
本当にいい加減に勉強していることがよくわかります。
途中までしかやっていない、丸付けをしていない、途中の式を書いていない、答えだけ書いてキレイに全問正解になっている(→答えを写している場合がほとんどです)
そんなわけで、いつまで立っても気持ちが入らないため、たとえ塾に通い詰めになったとしても成績は一向に上がりません。
ご家族も講師もみんな一生懸命なのに、生徒だけ一向にやる気が出てこない・・・とても悲しいことです。
ただ、やる気はいくら周りが言っても本人の問題なので、周りがどうこうできるものではありません。
当塾も学習態度がいい加減な生徒には「やる気がないなら帰って欲しい」と常々言っております。
とはいえそのやる気が起こるのを待っていてはいつまで経っても成績は上がらないので、当塾では強制自習にて学習量を補っております。
塾長である私が始終目を光らせているので、生徒はいつも頑張るざるを得ません。
手が止まっていると、私がすすっと寄ってきて「どうしたの?」と声をかけます。
授業でも自習でも、毎回テストをやります。
きちんとがんばらなくてはひどい点数を突きつけられますし、十分な点が取れるまではいつまでも自習に招かれます。
言うなれば常に喉元に熱さがある状態です。
臥薪嘗胆という言葉があります。
悔しさを忘れずに努力する様子を表した四字熟語ですね。
これは戦いで敗れた人が薪の上で寝たり苦い肝を舐めたりして悔しさを忘れないようにした話から来ています。
逆に言えば、これくらいのことをしないと、たとえ戦いに敗れた屈辱であってもいつかは忘れてしまうということではないでしょうか。
それに比べると、中学校のテストが悪かったくらいでは答案が返されて家に帰る頃に忘れていることでしょう。
そんなことのないように、当塾では毎日自習・テストを通じて実力のチェックを欠かさずやっております。
頑張らなくてはいけないのはわかるけど、自分に負けてしまいそう・・・という中学生は、ぜひ藤原学習塾の門を叩いて見てください。
頑張れる自分を実感することができますよ!
藤原学習塾では成績をあげたい古河の中学生を募集しております。
「勉強は苦手・・・でもがんばってみたい」という方は、お気軽にご連絡ください!
<お問い合わせはこちらからどうぞ↓↓↓>