勉強ばかりしてはいけない

こんにちは!

このところ天気がグズついていますね。気圧も低いようで、体調を崩される方もいらっしゃるかもしれません。なるべくリラックスして、楽しいことをして過ごしたいですね。

 

さて、藤原学習塾では毎授業後にテストを行い理解度をチェックしているのですが、不合格になると翌日は自習に呼ばれます。合格するまで自習は続きます。できるようになるまで終わらないシステムなのですね。

 

すぐ合格して帰る子もいれば、なかなか合格できず塾に来る日が続く子も。開校日はほとんど来ている子もいます。

 

多くの生徒さんが「なんとか合格して早く帰るぞ!」という気持ちで勉強しているのですが、中には不合格になるのが当たり前になってただ漫然と勉強している・・・というような生徒さんも時々います。

 

その姿からは「どうせ今日も不合格だし・・・」というような諦めの雰囲気のようなものも。

 

こうした生徒さんを見つけた時、私はこのように言っています。

 

「だらだらと塾に来て勉強していて、それで遊ぶ時間がなくなっていいのかな?勉強だけの中学生活でいいのかなー?」

 

すると中にはハッとした顔になる生徒さんも。鈍くなっていたペン先の動きが、潤滑油を差された機械のようにするすると動いていきます。

 

私は勉強を教える仕事をしていますが、中学生は勉強だけしていればいいだなんて1ミリも思いません。勉強は最優先だとは思っていますが、部活だって大事だしスマホを見てダラダラする時間だって必要です。

 

中学生活は1度きり。存分にやりたいことをやって欲しいです。大人になってから「もっとこうしておけばよかった」だなんて後悔しても遅いですよね。私も中学の頃は勉強のみならず部活も頑張っていましたし、ゲームも漫画も大好きでした。むしろその頃に夢中になっていたゲームや漫画が、私の人生の一部を形作っているとも言えます。

 

もちろん勉強が大好きだったり、叶えたい夢があってそのためには学力が必要だったりということがあれば、毎日を勉強に捧げてもいいと思います。しかし大多数の中学生はそうではないはず。そうした事情でもない限りは、勉強も他のこととのバランスをとりながらやるべきだと私は思います。

 

とはいえ勉強は最優先課題なので、できてもらわないといけません。そうであれば、勉強は最小限の時間で仕上げるのが良策というもの。生徒さんによっては塾の授業を予習してきたり授業に全力で集中することで、テストの合格をすぐに勝ち取って部活や習い事などに打ち込む子もいます。

 

どうせ不合格だし・・・などと思いながら漫然とやっていては、ますます合格は遠のくばかり。生徒さんには塾にいる時間は全力でいて欲しいので、なんとなく勉強しているような子には声をかけていきます。

 

「諦めたらもったいないよ」

「ほら、ここできているじゃん。自信持っていこう」

「ここを合格したら⚪︎曜日まで塾に来なくて済むよ。ほら、がんばろう!」

 

できないことを当たり前にしてほしくないので、できるだけ声かけをしています。

 

「よく学び、よく遊べ」とはよく言ったものです。どの生徒さんもテストの合格を増やして、中学生らしい生活を送って欲しいと思っております。メリハリをつけた暮らしをして欲しいですね。

 

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