1ヶ月半でこの成長・・・!

こんにちは!

 

今日は雨の一日。気温も低いので、暖かくして過ごしたいところです。一転して明日からは気温がぐんぐん上がるようなので、注意したいですね💦

 

さて、昨日のことです。いつものように確認テスト不合格組の自習を行なっていたのですが、その中で嬉しいことがありました。

 

1年生のKくんが、数学の文字式の表し方の単元で見事に合格を掴むことができたのです。

 

これだけで聞くと何ということはないように聞こえるかもしれません。しかしKくんはどちらかというと少しだけ勉強が苦手な方の生徒さん。先日お話ししたAさんと同じく、毎日のように塾に来て勉強する自習お得意様(?)でした。それだけに、この合格は一段と喜ばしいことでした。

 

しかし、嬉しかったのは単に合格できたからだけではありません。以下のような問題にも正解できていたからです。

 

「3kmを分速a mで進んだ時の時間を表しなさい」

 

この時期の問題にはよくあるものですが、単純に「時間は道のり➗速さだから、3➗aで3/a分!」と答えると間違いになる問題。分速の単位がmになっているのに対して道のりの単位がkmになっているので、速さの方の単位であるmに換算しなくてはいけません。正しくは「3000➗a = 3000/a 分」が正解です。速さだけでもややこしいのに、こうした単位の換算まで絡んでくると正解できる子はグッと少なくなります。全国的な正解率は1〜2割といったところ。

 

しかしKくんはこの応用問題にも正解できていました。驚いて聞いてみると

 

「先生が前のテストで書いてくれた解説のプリントに同じことが書いてあって、それを覚えていました」

 

・・・なんと嬉しいことでしょうか。確かに以前に行ったテストでオリジナルの解説プリントを作った時に、同様の問題も紹介していました。Kくんはこの時のテストはあまりいい点数ではなかったかもしれませんが、結果に落ち込むことなくそこから反省材料を見出していったことになります。なんと素晴らしい姿勢でしょうか。

 

Kくんが入塾したのはまだ1ヶ月半くらいですが、当初はノートを取ることも満足にできず、授業を受けること自体が難しい生徒さんでした。毎日のように私に注意されてばかりでしたが、そのKくんがわずか短期間にそこまで前向きな姿勢を取れるようになったとは。子供の成長にただただ驚かされるばかりです。

 

テストを終え、誇らしげに帰るKくん。いつもは終わったテストはカバンに突っ込むKくんですが、この日はそのまま手に持ったまま帰りました。もしかしたら、お迎えに来ているご家族に見せるためなのかもしれません。そのように考えると、微笑ましくもありました。

 

藤原学習塾は、入塾当初の成績については特に重視していません。「なんとかしたい」「成績を上げたい」という気持ちがあり、授業を聞く気がある生徒さんであれば、誰でも歓迎いたします。とはいえスタートラインが後ろにあるほど、道が険しいのは確か。勉強が厳しいものになるのは仕方がないのですが、それを乗り越えた先にある風景は、とても壮大なものです。テストを掴んで帰っていったKくんに見えた風景は、いつもと違ったものだったと思います。

 

努力の先にある風景を、一緒に見に行きませんか?お待ちしております!

 

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