親が学ぶ姿勢

こんにちは!

今日は暑かったですね💦しばらく気温が高い日が続きそうです。しかし土曜日にある中学校の体育祭の日の天気予報は、今のところ雨の様子。次の日も雨予報なので、心配ですね💦なんとか思う通りにやらせてあげたいものです。

 

さて、今日はご家庭での勉強のお話です。

 

勉強の面でいうと、子どもというのは二つに分かれます。

 

一つは自分から勉強する子、もう一つはそうではない子。

 

多くは「自分から勉強しない子」なので、世の親御さんは「うちの子は勉強しなくて・・・」とため息をついています。

 

この2つのタイプを分けるものとは一体何なのでしょうか?もちろん「これだ!」と断言できるほどの要因はないのですが、ある程度共通するポイントはあります。それは何か?

 

これは「親御さんも勉強する」かどうかにありそうです。

 

塾講師として多くのご家庭と接していると、よく勉強するお子様のご家庭はご両親が習慣的に学びを継続していることが多いように思います。

 

これは試験勉強のようなものだけではなく、例えば読書の習慣なども含みます。面談などを通じて、向学心のある子は何かしら新しい知見を得ようという姿勢があるお母様・お父様をお持ちのことが多いなと思いました。

 

もちろん必ずその通りではありません。ご両親は大学教授なのに、子供は全然勉強せず・・・というパターンも見たことがあります。とはいえ傾向としては、子供の勉強の姿勢は親御さんの学びの姿勢から影響を受けていることが多いように思います。

 

私自身の話を少しさせてください。私は子供が二人(息子と娘)がいるのですが、息子はけっこう勉強が苦手です。残念ながら下の方から数えた方が早い状態。私が学ぶ姿勢をきちんと見せられなかったのがよくなかったのかな・・・と思うこともあります。そこで体験を通じた学びをと思い、先日ラーケーションを利用して広島へ平和学習に行きました。

 

日頃から落ち着きのない息子ですが、原爆資料館ではじっと資料を見ていました。感想を聞くと、「こんなことがあったんだなって、思ったよ」と神妙な面持ちで言います。もちろんこれですぐに歴史に興味を持つわけではないと思いますが、歴史の中の悲劇を通じて、彼なりに感じることがあったようでした。わずかかもしれませんが、学びを得た感触はありました。

 

親御さんが成績優秀である必要はないです。しかし何かを自分の知識として得ようとする姿勢は、お子様に通じると思います。そして学びを得る姿勢は、お子様の教育のためだけではなく自分の人生を豊かにすることにもつながります。むしろこちらの効果のほうが大きいでしょう。自分で学んだことは、お子様よりも早く自分の果実になります。

 

今更勉強なんて・・・などと思うのはもったいないこと。学生のような筆記の勉強ではなくてもいいので、好奇心を持って何かを得ていく姿勢を持ちたいですね。私もまだまだ学ぶ姿勢を示しきれていないと思うので、もっと自分の背中を子供たちに見せていきたいと思います。