問題を「攻め落とし」に行く

こんにちは!

今日は日中は相変わらず春うららかな日。

しかし夕方からは風が吹きすさび、春の嵐のようになっています💦

塾の玄関ドアの木札もカタカタと音を立てております・・・。

 

さて、今日は主に塾の新入生向けにノートの取り方の説明をしておりました。

 

藤原学習塾はノートの取り方にも指導をします。

 

成績の伸びない子は、間違いなくノートの取り方が下手。

ほとんど整理することなく書いていることが多いです。

 

授業のノートはきれいにまとめられている子でも、いざ問題を解かせてみると筆算の書き方が適当だったり・・・。

 

余白もまともに取らないため、文字がぎゅっと詰まって辞書のようになっていることもしばしば。

 

このようなノートの取り方ではかえってミスの生産工場になってしまうというものです。

 

 

特に藤原学習塾が重視しているのが、間違った理由を書くこと。

問題を解いて、丸つけをして、間違えたら正解を書く・・・

それだけではダメです。

 

なぜそれが正解なのか、なぜ自分の書いた答えは間違いなのか・・・

そうしたこともきっちり書いてもらいます。

 

例えば

・doと書いたけど答えはdoes→主語がmy motherで三人称単数なので、動詞にsをつける

・12と書いたけど答えは−12→←移項した時に符号を変えていなかった

 

・・・このように、必ず理由を一言添えてもらいます。

丸つけする中で、ただ丸とバツをつけるだけなら機械でもできること。

 

不正解となった中で、何を改善点として学ぶことができるか。

それこそが学習の目的なのです。

 

こうしたことをみっちり書いている生徒は、やはり成績が伸び続けています。

間違えた理由の文章がしっかり書かれているノートは、学習に対する前向きな姿勢がよく表れています。

 

いかにして理解できない問題を理解しにいくか。

それはあたかも問題を攻め落としに来ているかのようにも見えます。

 

逆にこうした記述がない生徒には、もれなく私からの集中砲火を浴びます。

「これはどうして間違いなの?」

「どうしてこれが正解になるの?」

そうしたことを延々と聞かれ続けます笑

 

間違えた理由を書き続ける生徒の中には、この質問攻めが嫌で頑張っている子もいるかもしれません笑。

 

できなかった問題に対して、放置するのか、こだわるのか。

 

その姿勢一つで、成績が上がるかが決まる・・・。

ノート一つのことでも、おろそかには出来ませんね。