こんにちは!
今日も雨の1日。
夏期講習ののぼり旗が届いたのでさっそく表に設置したのですが、夕方になって雨が強くなったので早々に撤退。
青空の下で夏期講習ののぼり旗がはためく姿を、早く見たいものです。
さて、今日も自習があります。
月曜日が授業の生徒たちなので、そこから今日で連続5日目。
ある生徒は数学の連立方程式の文章題。
ある生徒は英語の動名詞。
毎回の確認テストに合格できれば自習はなくなるのですが、どちらもなかなか確認テストに合格できず苦戦しております。
ちなみにこの確認テストは私が出題しております。
該当の範囲から「この問題とこの問題をやってください」と指定するのですが・・・。
問題によって難易度が当然違います。
簡単な問題もあれば難しい問題もある中で、私がどれかを選ぶのですが・・・あまり易しい問題は選びません。
もちろん生徒の実力によって難易度の調整はするのですが、それでも「今回は簡単にしてやろう」ということはありません。
また合格ラインもその都度設定するのですが、それも低くはないです。
だいたい80〜90%くらいの得点でやっと合格となります。
なぜか?
「学力の低い子なら、易しい問題だけにして70点くらい取れればいいのではないか?」
「難しい問題を出して投げ出したりしないのか?」
という声も聞こえてきそうですね。
なぜ問題のハードルを安易に下げないのかというと、生徒には頭をフル回転させてしっかり理解して欲しいからです。
簡単な問題の場合、表面的な理解だけで解けてしまうものも多いでしょう。
連立方程式の文章題であれば「これとこれにとりあえずxとyをつけておけばいいでしょ。」
動名詞であれば「とりあえずingつけておけばいいでしょ」
それだけで解けてしまう問題もあります。
しかしそんな簡単な問題は実際のテストでは出ません。
おざなりの知識など、実戦の前では紙の盾のようなもの。
一撃で吹き飛んでしまいます。
そんな紙の盾を持つために塾があるのではありません。
実戦で通用する、本物の力を身につけて欲しい。
そういう願いで、藤原学習塾は授業も自習もしています。
それにそんな簡単なテストで確認テスト合格→自習に来なくてラッキー♪にはしたくありません。
授業で深い理解ができなかったからこそ、自習に来てもらっているのです。
それなら、きちんと理解したのか最後まで面倒を見る。
それが藤原学主塾の自習の役割だと思うのです。
では確認テスト不合格の自習続きで生徒がやる気を失っているか?
それは全くありません。
生徒たちは毎日休まず塾に来て、始まりの時間から終わりの時間までしっかり問題を解こうとしています。
自ら志願して、確認テストの模擬テストをやる子もいます。
どの生徒も入塾当初は「勉強が嫌い」と言っていた子ばかり。
いまでも勉強が好きではないと思いますが、それでも黙々とペンを動かしています。
生徒たちやそのご家庭は、学力を求めて塾に来てくれています。
その気持ちに応えるためにも、生半可なハードル設定はしたくありません。
実戦で通用する実力を身につけるため、今日も生徒たちには自習をがんばってもらいます。
その姿勢こそが、学力向上の果実をもたらすのですから。