こんにちは!
予報では今日は雨でしたが、実際には9時くらいからいいお天気となりましたね。気持ちの良い秋晴れです。
塾の南の窓から見える秋の夕暮れが、とてもきれいです。
さて、今日のお話は「がんばれるチャンス」について。
塾で頑張ることといえば勉強なのですが、この勉強をがんばれるというチャンスはずっとそこにあり続けるわけではないことをご存知でしょうか?
学生であれば勉強が本分なので勉強するための時間や環境は十分あると思います。
やりたくなくてもやらされるのが勉強というものですが、違う見方をすると勉強するための条件(時間と環境)は多くの場合しっかり整えられているのですね。
「勉強したいのに時間が全然ない」
「勉強できる場所が自分にはない」
ということは、0ではないと思いますがあまりないことと思います。
(近頃はヤングケアラーという「子供なのに家族の面倒を見なければならず、勉強できる環境がない」という問題もありますが・・・)
しかし社会に出るとどうでしょうか。
一度社会に出ると、勉強をするハードルが急激にあがります。
なぜなら時間がないからです。
働いている人であれば、仕事がある日は仕事以外のことで時間を取るのはとても大変なこと。
仕事でヘトヘトに疲れた後に机に向かって勉強することは簡単ではありません。
休みの日に勉強しようと思っても、仕事の合間のリフレッシュの時間を犠牲にして勉強できる人は相当意志の強い人です。あまり多くはありません。
中学生から見ると「大人でも勉強するの?」と思われるかもしれませんが、仕事によっては資格が必要になるなどで勉強することが必要になることがあります。勉強は学校で終わりではないのです。
中学生のうちは、勉強する時間も環境も与えられています。
しかし「勉強なんかめんどくさい」とそれを活用しないでおくと、いつしか勉強するチャンスは2度と姿を現さなくなります。
しかし勉強するチャンスはなくなっても、勉強の必要性はなくなりません。
仕事をしていると、いつ勉強が必要になるかわからないのです。
学生の時に勉強するチャンスを活かせていた人は、社会人になって勉強の環境が厳しくなったとしても、身についた学習習慣や勉強法によって大人になっても勉強することができます。
しかし学生の時にずっと怠けていた人は、「自分には勉強など無理」と仕事の勉強もしなくなります。
当たり前ですよね。環境が整っていた学生時代に勉強しなかったのに、大人になって制約が多くなってから急に勉強することなどありえません。
しかし、仕事というのはお客さんや上司からの評価によって報酬を得るもの。
どちらの人がより高く評価されるか・・・いうまでもない話です。
与えられたチャンスを捨てるようでは、生活することすら立ちいかなくなるかもしれません。
そんなことにならないように、今からでも勉強を頑張らないといけません。
明日からではダメです。今日やるのです。
古河の中学生には、頑張れるチャンスを無駄にしないでほしいです。このことを教えてくれる大人は少ないですが、大人になると勉強するチャンスは本当に少ないのですから。
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