焼畑農業

こんにちは!

何やら台風が迫っているようですね・・・なんでも一昨年やってきた大型台風並みの勢力があるそう。

 

秋の台風は強力なものが多いです。

 

夏の間は日本列島は太平洋高気圧にすっぽり覆われているので、南から台風が来てもそれに阻まれてあちこちを漂うことが多く、日本に来る頃には勢力を失っている場合もあります。

しかし秋になるとその太平洋高気圧が弱まり退いていくので、出来立てホヤホヤ、元気一杯の台風が勢いよく日本にやってきてしまうのです。

この季節になると北に流れていた偏西風が日本の方まで降りてくるので、これが勢力が強いままの台風を運んできてしまうという理由もあります。

 

 

こうしたお話ししていると、台風が来ても生徒に理科の話ができる・・・とつい考えてしまいます(もちろん何も被害が出ないことを祈るばかりです💦)

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、タイトルにもある焼畑農業についてです。

 

今日社会の自習をしていたところ、この言葉について質問が出ました。

 

熱帯の地域では熱帯雨林を燃やし、そこで出た灰を肥料として活用する焼畑農業という農法が取られています。

 

土地を焼くことで、その土壌の活力を取り戻すという効果もあるようです。

 

土地を焼く・・・で思い出されたのが、渡良瀬川のヨシ焼き。

 

このヨシ焼きも、新しく芽生える植物の成長を促進するという役割があります。

 

熱帯の焼畑農業と似た営みが、ここ古河でも行われている・・・そう考えると、何か感慨深いものがあります。

 

さっそく生徒に話してみました。

 

「渡良瀬川の方でヨシ焼きをやっているだろう?」

「ヨシ焼きってなんですか?」

「3月になるとあっちのほうで黒い煙がモクモクと上がってくるじゃん。あれはヨシを焼いて土をよくしているんだよ。焼畑農業と同じだね。」

「えー、見たことない」

「・・・」

 

なぜかうちの生徒たちは、このようなローカルな話題が全然通じない時があります(総和の菊まつりも、知らない子がいました💦)

 

3月になると三和の方まで灰が飛んできますが、生徒たちは不思議に思わないのかな・・・?

 

これからも懲りずにローカルな話題を生徒に振っていこうと思います!笑

 

 

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