生徒のいいところを見る

こんにちは!

今日はクリスマスイブ。

街はウキウキムード・・・かもしれませんが、当塾ではいつもどおりみんなで勉強でございます笑

 

しかし今日は終業式。

部活動もないので、生徒たちは「早く塾に来て勉強して、早く帰りたいです!」とのこと。

まぁ規定の勉強量をやってくれるならそれもよかろうとのことで、今日は全体的に早めに塾をスタートしました。

8時過ぎにはみんな帰っていき、塾には私一人だけ。

正真正銘の「くりぼっち」でございます笑

 

さて、当塾の生徒たちですが、いろいろな生徒がいます。

それぞれの生徒にはいい点ともう一歩な点があり、それこそ十人十色。

 

私はいい点もそうでない点も、生徒にはストレートに伝えています。

たとえば生徒の一人であるCさん。

Cさんは少しだけ勉強のやる気が迷子になるときがあり、その態度で私によく怒られています。

しかしこのCさん、その一方で綺麗好きであり私が気がつかないところまで教えてくれる時があります。

 

机をきれいに拭いてくれる時があるのですが、私はそれを見た時は常に感謝の意を伝えます。

「Cさんいつもありがとう。他の人の机まで掃除するなんて、誰にでもできることじゃないよ。とても助かります!」

 

そういうといつも恥ずかしそうにするCさん。

確かにやる気は迷子かもしれませんが、こうした綺麗好きな点はCさんの長所です。勉強に関係なくたってかまいません。いつでも褒めるようにしています。

 

私は結構生徒の態度には厳しい方だと思うのですが、その一方で生徒のいい点をいつでも口にするようにしています。

 

「Aくん、正解多くなってるじゃん!ここなんて昨日まで全然できていなかったのに、当たりが増えている。よくがんばっているね!」

「Bさんはいつも挨拶がハキハキしていていいね。そういうところはいつまでも大切にしてくれな!」

「Dくん、まだ勉強続けるの?すごい気合いだなー、そういう姿勢は良い結果に繋がるよ。でも無理するなよ?」

 

厳しいだけではなかなか生徒はついてきません。特に当塾は勉強する時間が長いので、ギスギスした雰囲気では到底続けられません。

だからなるべく良いところを見つけて褒める。すかさず褒める。

 

当塾に来る子達はみんな勉強が苦手です。嫌いです。

これまでできなかったことをやるわけなので、易しいことばかりではありません。

だからこそ、自分の良い点を自覚してほしいのです。

 

「勉強は大変だけど、自分は悪いところしかないわけじゃない。いいところもある」

そういう前向きな気持ちを持ってもらえれば・・・・といつも思っております。