執念の情報収集…!

こんにちは!

 

昨日から藤原学習塾は、一二年生の学年末テストに向けて14日間のテスト対策期間に入ります。一年を締めくくる最後のテストになるので、私も生徒も緊張感を持って取り組んでいます。

 

3年生も受験の佳境を迎えており、藤原学習塾は全体的に沸騰しています笑

 

さて、昨日はこんなことがありました。

 

昨日は総和中の1年生の生徒さんが二人、体験授業に来てくれました。授業に先立ち塾についての説明をさせて頂くのですが、その中の話で「今日学年末テストの範囲が配られていると思うのですが、もらいましたか?」と聞くと・・・

 

どちらの生徒さんも「もらっていない」とのお返事。

 

むむむ?これは変です・・・。

 

定期テストの範囲は、遅くとも2週間前には配るのが普通です。先生方も最後まで範囲について考えておられるため、大抵は2週間前ちょうどに範囲を配ることが多いです。その日が昨日だったのですが、配られていないというのはおかしなこと。聞いたのが一人だけなら単に範囲表を配られていたのを忘れていただけかもと思いますが、お二人からの回答ならほぼ間違いないようです。

 

藤原学習塾の総和中1年生のHさんにも聞いてみようと思い、来てくれるのを待っていました。やってきたHさんに範囲表のことを聞いてみると・・・

 

「あ、持ってますよー🎵」と笑顔で渡してくれました。

 

むむむむむむ・・・・・・?どうしてHさんだけ範囲表を持っているのか??これはさらに変だ!笑

 

しかし、真相を聞いてみると面白いことがわかりました。

 

範囲表が配られていないのは事実だったようなのですが、Hさんが先生に執念の交渉を図ったようなのです。

 

「塾で勉強するのに使うんです。だからテスト範囲をください!!」と・・・・。

 

まだみんなには配っていないからと初めは渋っていた先生も、Hさんの熱意に根負けし範囲表を渡してくれたとのことでした。

 

そもそも2週間前に範囲表を配らないことも、さらに言えば出来上がっているのにまだ配っていなかったことも、総和中のやり方にはいろいろ不可解な点が多いのですが笑、とはいえHさんの執念により貴重な情報を得ることができました。Hさんの学習への熱意には心より敬服すると共に、貴重な情報を取ってきてくれて感謝しています。

 

藤原学習塾には時としてこのような優秀なジャーナリスト(?)が出現します。以前も国語の漢字の出題範囲がはっきりしなかったときに、ある生徒が「自分が明日聞いてきますよ!」と言ってくれて国語の先生に取材を敢行し、見事に出題範囲を聞き出すことに成功しました。その情報を塾内で公開して共有し、全員ほぼ満点に近い正答率を叩き出したことがありました。

 

勉強に限ったことではありませんが、情報というのは大変貴重です。特に重要なのが「誰もが知っている情報ではなく、こちらから求めないと得られない情報こそが貴重である」という点です。

 

先ほどのテスト範囲の話は、周りより先に情報を得たことに価値があります。周りより早く正確な情報が得られれば、周りより勉強のスタートを早く切ることができます。また前述の漢字の話で言えば、正確な範囲を知ることで勉強の精度を上げることができます。限定された範囲にだけ力を注げばいいので、周りより効率的に得点を稼ぐことができます。

 

受け身でい続ければ、待っているのはせいぜい人並みな結果かそれ以下。しかしこちらから攻め込む姿勢を持っていれば、得られる果実はとても大きくなります。先ほどのHさんや漢字の範囲を聞き出した生徒さんは、教わったわけではなくてもそうしたことが分かる子たちだったのだと思います。そのような生徒さんたちを迎えることができて、とても誇らしい気持ちになります。

 

さぁ、ここから先はそのアドバンテージを点数に還元するターンです。全ての力をテスト範囲の勉強に注ぎ込んで、最高の結果を勝ち取りにいきましょう。望む未来は自分の手で掴むのです!

 

 

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