暗記教科でも、積み重ねは大事

こんにちは!

今日は暗記教科と積み重ねについてお話ししたいと思います。

 

主要五教科というのは、積み重ねの教科と暗記教科に分けられます。

 

積み重ねの教科は、基礎からの積み上げがないと先の理解ができないもの。

英語・数学・国語がそうです。

英語で言えば1年生のbe動詞がわからないのに3年生の関係代名詞がわかるわけはありません。

数学で言えば1年生の正負の数がわからないのに3年生の二次方程式を解くことはできません。

 

これに対して、暗記教科とはその名の通り暗記が中心になる教科。

理科と社会がそれにあたります。

 

たとえば「種で増える植物をなんというか」という問題に答えるには、「種子植物」という言葉を暗記することが必要です。

「織田信長が明智光秀に殺された事件を何というか→本能寺の変」という問題に、積み重ねの知識は必要ありません。(もちろん織田信長が誰かは知らないといけませんが・・・)

 

それゆえ、五教科の中でも積み重ねが必要となる英数国(特に英語と数学)は、塾でも力を入れて指導する教科になります。

 

では暗記教科である理科社会は、その場の暗記だけで何とかなるのか?というと・・・これがそうもいかないのです。

 

一昨日、3年生の理科でイオンの授業をしました。

 

イオンというのは、原子が電気を帯びた状態のものです。

 

この電気のやりとりがイオンの学習の肝になるのですが・・・

そもそも原子が何かをわかっていないと、この章は理解が進みません。

 

水素イオンの話をしても、その元になる水素が何かわかっていないといまいち理解できないのです。

 

原子のことは2年生で勉強するのですが、ここが疎かになっていると3年生でキツイ目に遭うということですね。

 

当塾の3年生も原子のことはさっぱりな状態でしたので、今日は通常の1.5倍の時間をとって自習をしてもらいました。

 

当塾ではわからないところがあれば例え小学生レベルのものであっても遡って学習します。

とは言っても、なるべくならそんな遠回りは生徒もしたくないですよね・・・。

日頃の学習がいかに大事かということを、この1.5倍自習から学び取ってもらえればと思いました。

 

 

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