こんにちは!
今日はどんよりとしたお天気ですね。
満開を向けていた桜も散り始めていて、いま降り始めた雨でさらに花びらが少なくなっていくのかなぁという感じ。
もちろん花が散ったからといって桜の命が尽きるわけでもなく、これから若葉を増やしていってガンガン光合成していくわけで(←急に理科っぽい笑)
春を迎えたばかりだけど、桜の姿を見ていると時間はどんどん経っていく様子がわかります。
私自身もなるべく時間を無駄にしないように、がんばっていかないとなぁと思いました。
とはいえ私もぐぅたらなときもあったりして、ついついスマホをいじっては時間を浪費するときもあり・・・。
これではいかんと思って、ある策を講じました。
スマホの待受画面を、星野仙一監督にしたのです笑
(https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202012090002-spnaviより画像引用)
かつて「闘将」として敵味方、あるいは審判からも恐れられ、鉄拳制裁をも辞さなかった星野仙一監督。
私がスマホを開くたびに、星野監督が鬼の形相で吠える様子が目に入ります。
この表情を見ると、とてもこれからダラダラ過ごそうとは思えません。
一度横になろうものなら、監督から鬼の蹴りが見舞われることでしょう。
スマホをダラダラ触りがちな中学生がいたら、ぜひこの星野監督を待ち受け画面にしましょう。
ちなみにYouTubeで「星野監督」と入力すると、予測検索で「星野監督 激怒」が最初にきました。
どんだけみんな怒っている星野監督を見たいのだろう・・・。
往年の怒れる星野監督を見たい方は、ぜひYouTubeのほうを見てみてください笑。
星野監督の話が長くなりました。
今日は「古河にも大学があればなぁ」という話について。
古河には大学はありませんが、大学のある町だと進学実績が目に見えて良好な気がしました。
今日はそんな話をしたいとも思います。
高校別の筑波大学合格者数を見て。
こないだ週刊朝日という雑誌をみていたら、高校別の大学合格者数が載っていたんですね。
大学受験の結果がだいたい分かるようになってくると、こういう特集がよく週刊誌に載ったりします。
茨城県といえば筑波大学が難関大学として知られていますが、上位10校を見るとこうなっていました。
一位・竹園
二位・土浦第一
三位・東葛飾(千葉)
四位・県立船橋(千葉)
五位・水戸第一
六位・竜ヶ崎第一
七位・土浦日大
八位・大宮(埼玉)
九位・並木中等
十位・日立第一
トップだった竹園高校は、筑波大学のすぐ近くにある高校です。
並木中等も同じ。
土浦一高、竜ヶ崎一高、土浦日大は同じ県南エリアです。
半分以上は近い高校からたくさん出ていることがわかりますよね。
「地元からたくさん合格者が出るのは普通なのでは?」
そう思われると思いますが、これこそ地元に大学があることの最大の利点ではないでしょうか。
高校生活を過ごしていて、身近なところに大学がある。
目に入る風景に、大学やそこに通う大学生・職員の姿を見ている。
そうすると「あの大学、なんか興味あるな」と思う生徒がいても不思議ではありません。
そしていざ受験勉強に入って、壁にぶつかってなかなか進めない時でも、志望校が近くにあるのはかなり有利だと思うのです。
実際に自分が合格した後のことをイメージしやすいですからね。
ちなみに私は宮城県仙台市の出身なのですが、仙台にある国立大学・東北大学でも同じような傾向がありました。
東北大学の合格者数一位の高校は仙台第二高校というところなのですが、この高校は東北大学と近い・・・どころか正門前の道を挟んで向かいにあります笑
毎年100人くらい合格するので、もはや東北大学の附属校なのではないのかというくらいですが、これもやはり日頃から志望大学が身近にあるからといえるでしょう。
古河に大学がないことのデメリット
一方古河はというと、そもそも大学がありません。
古河どころから、県西一帯にもないのです。
茨城県の大学は県南か県央に集中しているためです。
ゆえに進学への熱も低いように思えます。
たとえば県西トップレベルの下妻一高にしても、昨年の筑波大学合格者数は8人。
同大トップ合格者数の竹園が同じ年は42人合格しているのと比べると、だいぶ差があります。
地域上位の下妻一高をもってしても筑波大学にはなかなか届かないので、他の高校はさらに厳しいことでしょう。
学習塾で勤務していても、古河の子の進学意識はあまり高くないことをよく感じます。
身近に大学がないので、そこまで意識することは難しいんですよね。
私自身中学生の時は大学進学なんて考えたことはありませんでしたが、それなりの高校に行くとみんな普通に大学に行くので「大学に行くかどうか」よりも「どの大学に行くか」が意識されていました。
古河周辺の高校を見ると、大学進学率が5割以上あるのは境、下妻二、古河三、下妻一くらい。
国立大学を目指すとなると、境・下妻二では相当努力しないと難しく、古河三でも上位20%に入らないと届かないくらい。
大学を身近に感じられない以上、子供に大学進学の意欲を持たせるのはなかなか困難なことだと思います。
古河市にはぜひどこか大学を誘致してもらえないかなぁ・・・と考えたりします。
(そういえば南古河駅を作るという話が昔からありますが、大学を誘致できれば駅も作れるのではないでしょうか?
ぜひ市長には検討していただきたいところです笑)
もちろん大学なんて行かなくてもいい。でも・・・
もちろんですが、「みんな大学目指して勉強しなきゃいかん!」とは思いません。
高校を出て就職して働くことだって立派なことです。
働いてくれる人がいるから、社会は成り立っているのですから。
でも、現実問題として学歴ってまだまだ重視されている世の中でして・・・。
高卒よりも大卒の方が、働く選択肢が広いというのはあります。
たとえば地元の市役所で働きたい!と思っていても、毎年の採用者数を見るとほとんどが大卒です。
高卒で採用される人はほんのわずか。
将来なりたいものができたときに、学歴が元で弾かれるのはなかなかハードなことだと思うのです。
全員が大学に行く必要はありませんが、せめて大学というものの存在を身近に感じられるような環境が古河にも欲しいなと思います。
まとめ 〜古河にも大学が欲しい!!〜
というわけで、古河の学力向上のためには大学が欲しい!という話でした。
大学が街にあると、活気が出ると思うのです。
現につくば市は昔は典型的な田舎だったのに、筑波大学が来てから様変わりしました。
東京のお茶の水には多くの大学が集まりますが、学生街として賑わいをいつも見せています。
栃木県を見ると小山市や足利市にも大学があるし、古河にできないことはないのではないでしょうか。
とはいえ、それを理由に勉強しないというのはダメですよね。
もし大学というものに興味があるという人は、どこか大学にフラッと出かけてみることをお勧めします。
大学は高校や中学と違って部外者が入ってもOKなところが多いです(女子大などは一部警備が厳しかったりするみたいですが・・・)
オープンキャンパスに行くのもいいのですが、そういう特別な日以外でも行く価値は全然ありますよ。
私は大学時代の部活や研究などで、延べ30校以上の大学に行きました。
どの大学にもそれぞれの色があって、とても楽しかったです。
東京女子大学に行った時にクイーンズガーデンという綺麗な庭を見つけて友達と寝転んで写真を撮っていたら、実は立ち入り禁止のところだったらしく、警備員さんが飛んできたのは今となってはいい思い出です(←コラ笑)
高校だとなかなか関係ない人は入れませんが、大学はふらっと入れるのがいいところ。
いまはコロナ禍でなかなか出かけることは難しい状況ですが、気持ちが下がっている時はそういうところに行くのはすごくお勧めです。学食食べて帰りましょう!笑