古河の受験生は、決めてから悩んだって全然OKだと思う。

こんにちは!

私が勤務する塾の、受験生の合否がわかりました。

多くの生徒が合格を決めてくれて、安心しました。

頑張って勉強して合格した生徒には「よくやった!」と言いたいです。

がんばらなくて合格した生徒は「高校ではしっかりやれよー」と言いたいですね笑。

さてさて、合格切符を手にした生徒の中には、こんな声も聞かれました。

「合格はしたけど、この高校でよかったのかな・・・」

 

 

・・・ふむふむ、なるほどなるほど。

その気持ち、少しわかります。

他に実力的に近い高校があったりすると、合格した後でもそういう気持ちになることがあるかもしれません。

古河近辺では偏差値40後半〜50くらいのゾーンに同じくらいのレベルの高校が集中していますよね。

古河一高とか、境とか、下妻二高とか・・・。

これらの高校だと、はいったあとに「やっぱりあっちの方が」みたいなことを考えてしまう生徒がいるかもしれません。

あるいは「もっと勉強してれば上の高校に行けたかも」のような後悔の念もあったり。

いずれも「前もってよく調べておけばよかったのかなあ」という気持ちからくるものだと思います。

でも大丈夫。そういう気持ちは誰にでもあるものです。

そしてそれが間違った選択だとしても、これまた問題ありません。

今日はその辺のことを記事にしていきたいと思います。

高校受験は決めてから悩む。それでいい。

自分なりによく考えたつもりでも、あとになってから「ああしておけば良かった・・・」という気持ちになる。

これは受験生でなくても、みんなそうだと思います。

それが携帯電話の選び方だろうが、志望校だろうが、就職や結婚だろうが、だいたいの人は決めてから悩んでいますよ。

上のツイートにある通り、決める前というのは「何が正解か?」という基準がありません。

情報をたくさん集めて「こっちのほうが良さそう」と判断したとしても、それはどこまで行っても「〜そう」という推測の域を出ないのです。

それで決めた後に、実際にいろいろ経験してみて「あっちのほうがよかったのかな」となるわけです。

でもその「あっちのほうがよかったのかな」というのは、決めてからじゃないとわからないですよね。

実際にその携帯電話を使ってみたり、実際にその高校に入ってみないとわからないことも多いわけで、その結果ベストの選択をできなかったとしても仕方がないのことなのです。

高校受験の情報収集は大事だけど、限界はある

もちろん情報収集は大事ですよ?

情報を全然集めないよりも、集めた方が決断の精度はあがります。

大学に進学するつもりで高校に行ったのに、入ったあとに進学の実績があまりないことがわかったのでは苦しくなりますからね・・・。

確かに最低限の情報収集は必要なのですが、それにも限界があります。

それに受験生は情報収集ばかりしていていいわけではありません。

勉強が第一です。

これは私が高校の時の先生の話ですが、先生は大学受験案内の本を読むのが大好きだったらしく、勉強よりそちらに時間を使っていて大学に落ちたということでした・・・。

調べ物には際限がありません。受験勉強のように範囲というものがないからです。

いまはインターネットの普及で情報を簡単に取れるようになりましたが、量は膨大ですし正しいとは限らない情報もあります。

調べようと思えば、いくらでも調べ物に時間を溶かされてしまうのですね。

間違っても大丈夫。大事なのは「そこでがんばれるか?」

このように情報を集めるには限度がありますし、いくら悩んだって正しい決断に結びつかないことはよくあります。

でも別に間違えたって大丈夫です。

いま「間違えた!」と思ったとしても、いまから正しい方向に持っていけばいいんですから。

たとえばさっきの例で言うと、行った先の高校の進学実績が悪くても、大学に行けないわけじゃないですよね。

高校の方でサポートが見込めないなら、塾や予備校を探すと言う方法もあります。

さらにいまはオンラインで学べる物も多いので、挽回はいくらでもできます。

それに決めてから「ああすれば良かった!」と気づくことで、自分の中で新しい基準を作ることができます。

進学実績重視で進学校に進んだけど、みっちり勉強させられて自由がない高校だった。

それなら「大学は勉学重視よりもなるべく自由な雰囲気のところに行こう」という基準が出来上がります。

その基準は仕事選びにも生かされるはずです。

決めてから悩むことで、自分の中の価値観に気がつき、自分の基準が出来上がる。

なので悩むことはまんざら悪いことでもないと思います。

まとめ 〜悩みの先に、楽しさを見つける〜

「あのときああすれば・・・」は、人類みんなが持ちやすい悩みです。

でも悩んでばかりと言うのもつまらないですよね。

うじうじ悩む時間は最小限にして、次のステップに向けて前向きになりたい物です。

その先にはきっと楽しいことが待っていますよ!