古河市でコロナウイルスによる休校が始まってから、1週間がたちました。
休校で学校へ行けず、前回の記事で書いたように図書館も利用できず、子どもたちも息苦しく感じているのではないでしょうか。
うちの子供は学童保育を利用しているので、休校中は朝から学童に通っています。早くも飽きてきているようです・・・。
野木町に住んでいる子供のいとこ(私から見ると甥)も暇をしているようで、今日は二人とも義実家に送って二人で遊んもらうことになりました。
学童に行ったり義実家に預かってもらったり、子供の居場所は確保できているのですが、勉強についてはやや不安があります・・・学期途中で終わっちゃいましたからね。
休校中の子供は授業を受ける機会がありません。
また休校期間が過ぎたらそのまま春休みに突入するので、授業を受けない期間は1ヶ月を過ぎてしまいます。
そんな子供たちの状況を危惧して、教育関係の各社が無料のオンライン教材を提供し始めているのをご存知でしょうか?
今回は各社からどのようなオンライン教材が提供されているのか、ご紹介します!
コロナウイルス休校による無料オンライン教材まとめ
無料オンライン教材その1:学研家庭学習応援サイト
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の臨時休校中に家庭で学習できる教材を無料でご提供いたします。ぜひお役立てください。
学研が公開している家庭学習応援サイトというのがあります。
このサイトの充実ぶりがすごいです。
特にこのサイトの中にある「ニューコース学習システム」が便利!
パソコンでの勉強に特化したICT教材なのですが、小学校1〜6年の国語算数理科社会の全学習範囲が学べます。
アニメーションでの解説動画に続き穴埋めテスト、その後に理解度をチェックする確認テストがあります。
文字も大きくアニメーションも親しみやすいので、小学生向けのオンライン教材としてはぴったりかもしれません。
また「やさしくまるごと小学」授業講座では、実際の講師が学習範囲を図りやすく解説してくれます。
中学生・高校生にも映像授業が無料公開されていて、高校生講座では難関大対策の映像授業が用意されています。
まさになんでも揃っている感じの学研の無料サービス。
ぜひお子さんにも試してもらいたいですね!
学研家庭学習応援サイトはこちらからどうぞ(無料公開は3月31日まで)↓↓↓
https://www.gakken.co.jp/homestudy-support/
無料オンライン教材その2:LINEみらい財団休校学習サポート
休校中はLINEでの学習を無償提供。 LINEみらい財団は、数学検定協会、学研、市進学院等と連携し、休校となり授業を受けられない全国の中学生・高校生を対象に、LINEのアカウント上で、「5教科の学習動画」、「英語のヒアリング問題」等の無償提供を開始しました。若者が最も多く使っているツールであるLINEを活用しての学習支援を行います。
こちらは中高生向けのオンライン教材。
学習が全てLINEで完結するのが特長です。
国語数学理科社会をカバー(学年によって教科は変わるみたいです)。
英語についてはGakken英語合格トレーナーへとサービスが誘導されます。
このGakken合格英語トレーナーがなかなか面白いです。
LINEのトークルームにて単語テストができるので、とても便利。
こんなふうに単語テストができます。
小学生と比べると、中高生はLINEの方が親しみがありそうです。
このLINEみらい財団では、学習塾大手の市進学院や数学検定協会が共同でサービスの開発を行い、学研も協力しています。
学習サービスの大手がLINEと力を合わせて作ったサービスなので、教材の充実度はかなりのものがあります。
スマホをメインとした利用と思われがちですが、LINEはパソコンでも利用できます。
子供達がスマホをじっと見続けることに対して不安がある保護者さんは、パソコンでの視聴を子供たちにお勧めしてはいかがでしょうか。
LINEみらい財団の休校学習サポートのページはこちらから(コロナウイルスの影響が終息するまではサービス提供を続けるとのことです)↓↓↓
https://www.kyukogakushu-support.com/
無料オンライン教材その3:トモノカイLINE学習相談
便利な教材があっても、わからないところというのは出てくるもの。
そういうときに先生に聞けないというのは、休校中の痛いところです。
しかし、このサービスを使えばLINEでわからないところの質問ができるのです!
トモノカイが提供しているこのサービスは、LINEで学習相談ができるもの。
小学生から高校生まで利用でき、保護者からのアカウントからも質問ができます。
回答するのは難関大学の大学生から構成される学習メンター。
トモノカイは放課後学習支援事業という教育事業を展開しており、学習メンターを通して子供達に学びの場を提供しています。
その学習メンターが、今回の休校措置を受けてLINEで学習相談を受け付けられるようにしたとのこと。
学校に行けず先生にも会えない環境では、こうしたサービスはありがたいですよね。
現役の難関大学の大学生から教えてもらえるということで、リアルな入試情報なども入手できるかもしれません。
この休校措置の影響で塾や予備校もサービスを停止しているので、よりこのような事業が必要とされてきますよね。
トモノカイLINE学習相談はこちらからご利用ください(無料期間は3月31日まで)↓↓↓
https://www.tomonokai-corp.com/line_support/
まとめ
いかがだったでしょうか。
各社とも力を入れてオンライン教材を無償公開していますね。
ユーザーとしては嬉しい限りです。
これを機に教育の選択肢としてオンライン教材を本格的に検討してみてもいいかもしれません。
学校で授業を受けられないことを不安に思うのではなく、インターネット上で得られる様々なサービスを試すことができるチャンスだと思って、休校期間中でも前向きに過ごしたいものですね。