こんにちは!
今日は朝から晴れて暑くなったなー、と思っていたら、夕方から雨・・・。
この不安定な感じからすると、もう梅雨に入るのかなー、と思ってしまいます。
さて、今日は「今の中学生はどんなところを勉強しているのか?」の英語編をお届けします!
今年から教科書が改訂し、英語は大幅な変更がありました。
定期テストの様子も、変わってくるかもしれません。
今回は総和中の二年生の生徒さんが、今どこをやっているのかを教えてくれました。
今日はそれに準じて進度を予測。
現在習っているところについて難易度つきの解説をしたいと思います!
※難易度★・・・簡単
難易度★★・・・難しい
難易度★★★・・・かなり難しい
中学一年生:Program1-2 Are you ~? 【難易度★★】
一年生は、Program1が終わる頃合いかなと思います。
文法で言えば、Are you ~?など、be動詞が中心になるところです。
文法的には易しいところなので安心なのですが、問題は単語。
今年の教科書は、単語が盛りだくさんなのです。
たとえば一年生の教科書は、このProgram1に入るまでに20ページも費やしています。
この20ページの間に、これでもかと単語や表現を入れているのですね。
たとえばこの20ページの中には、こんな表現が入っています。
When is your birthday?
あなたの誕生日はいつですか?という意味ですが、問題はこの文章そのものではありません。
これに答えるには、1月から12月まで全て英語で言える必要があるのです!
月や曜日の名前というのは、一年生の英語の中でも鬼門中の鬼門。
全て書ける生徒は、相当練習している子だと思います。
去年までは一年の後半に出ていたと思うのですが、今年は出会い頭からこれです。
一学期のテストは文法が少ない分、こういうところからテストに出されるのではないでしょうか。
単語を制すものが英語を制す。
一年生についてはこれが特に強く言えそうですね。
中学二年生:Program1-3 when~,if~【難易度★★】
二年生はwhen~(〜のとき)、if~(もし〜なら)といった接続詞を習っているところだと思います(これは総和中の生徒さんから直接聞いたので間違い無いかと。南中はわからないですが、大きくは変わらないと思います)
このProgram1、なかなか文法盛りだくさんのところでして・・・
Program1-1がbe going to ~、1-2がwill~になっており、未来形で始まっているのです。
この二つは意味はほぼ同じなのですが、一方はbe動詞で一方は助動詞。
運用が微妙に異なるところで、混乱する生徒が多いのです。
またいまやっているwhenとifも、文章を二つ書く(「〜のとき、・・・する」など)ことから、これまでとは違った考え方が求められる問題も。
このProgram1で終わればいいのですが、おそらく学校の先生は「テストまでにProgram2をなるべく進めたい」と思っているのでないでしょうか。
Program2は、Program2-2でmust、2-3でhave toを扱っており、これまた強敵なのです・・・。
be going to,will,when/if,must,have to・・・
これら英語文法界の猛者どもが定期テストに現れるとなれば、今年の定期テストは修羅場と化すことでしょう。
もともと二年生一学期の英語は難しくなりがちなのですが(去年までは過去形がメインでした)、過去形は一年生でやったことになっているので、そこからさらに飛躍して難化が予想されます
二年生の定期テストを乗り越えるには、徹底した文法の演習が必要となることでしょう。
中学三年生:Program2-1 間接疑問文【難易度★★★】
三年生はちょっと進度が読みづらいのですが、おそらく Program2に入る頃合いかなと。
この間接疑問文、中学生を間違いの渦に引き込む魔性の文法なのです・・・。
間接疑問文とは、
「彼は誰なのか、私は知っている」
のように、「彼は誰なのか」という疑問文を、「私は知っている」のような形でまとめてしまっているもの。
疑問文は入っていますが、疑問文にはなっていませんよね。
英語にすると
I know who he is.
となります。
注意すべきはwho以降の語順で、通常の疑問文のように”who is he”とはなっていないことに注意が必要です。
しかし、毎年のように”I know who is he”と書く中学生が後を絶たず、そのまま入試本番を迎える生徒も少なくありません。
教科書のProgram2では、こうした形で出てきます。
“You should know how sleep affects our health.”
(睡眠がどれほど私たちの健康に影響を与えるかあなたは知るべきだ)
や、
“Please tell me what I should do”
(私を何をするべきか教えてください)
2つ目のものなどは、「tell A B → AにBを教える」という別の文法と組み合わされており、難易度に拍車がかかります。
ちなみに、三年生の英語はこれだけでは終わりません。
移行措置でやった現在完了形や受動態も、定期テストで出題される可能性が高いです!
去年までは三年生の一学期にかけてやることだったのですが、今年の教科書改訂を受けて二年生でやることになり、今年の三年生は移行措置という形で極めて短い時間で習うことになっていたと思います。
この現在完了と受動態が出題されるとなると・・・難易度は★★★どころではなく、★★★★★★くらいになるでしょう・・・。
私には今から、耳を塞いでいても聞こえてきます。
6月16日(総和中)、17日(南中)の定期テストを終え、答案を返されるときの三年生たちの地獄の叫びが・・・笑
今年の三年生は、例年になく厳しい定期テストになることが予想されます。
二年生と同様、いやさらに入念な準備が求められることでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
どの学年の内容も、恐ろしいほどの難易度で生徒たちに牙を剥いてきています。
藤原学習塾では、こうした強敵揃いの定期テストもしっかり対策します。
テスト2週間前から毎日強制自習。
徹底した単語演習、文法演習を生徒に課し、基礎力をがっちり固めます。
楽な勉強ではありません。嫌になることもあるでしょう。
成績を上げるとはそういうことです。
いままでの自分を変えて、どれだけ自分に厳しく向き合えるかが勝敗の鍵を握っているのです。
しかし、当塾は生徒を一人にしません。
私が徹底的に生徒をサポートします。
嫌がられてもサポートします。
「もうそんなにしつこく助けてくれなくていいよ!自分でやるから!」
そんな悲鳴をあげるようになった頃、生徒の実力は一段高いところに入っていることと思います。
「勉強は大変だけど、がんばってみたい」
そう思う生徒さんを、藤原学習塾は歓迎いたします。
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