わからない問題を、どれだけ飛ばせるか

こんにちは!

最近ずっといい天気が続いていますね。

小春日和でいい陽気でございます。

近所の神社を散歩していたら、幼稚園の子達が遊びに来ていました。

うちの子たちも少し前はあんな風だったなぁ・・・と、しみじみとしておりました。

 

 

さて、今日は勉強の極意について。

極意というと大袈裟かもしれませんが、これは特に勉強が苦手な子にとって大事な極意です。

 

 

それは「わからない問題を飛ばす」ということ。

 

「?」と思う方もいるかもしれません。

わからないところを解けるようにするために勉強しているのに、それを飛ばすとはいったい?

しばし話をお聞きください。

 

勉強とはとどのつまりインプットとアウトプットです。

教科書の内容を頭に入れて(インプット)、それから問題を解きます(アウトプット)。

しかしこのインプットを最初から完璧にする必要はありません。

完璧を目指すとキリがないので、いつまでもアウトプットに進めなくなります。

 

そこである程度のところで見切りをつけてアウトプットに進むことになります。

しかし完璧に理解できているわけではないので、当然わからない問題もありますよね。

 

でもそこで立ち止まるのは、時間の無駄。

わからない問題をいくら考えたってわかるわけがありません。

 

「いや、そんなことを言ったら思考力が育たないのでは・・・」と思われるかもしれませんが、思考力とは最低限の思考の材料がないと成り立たないもの。

環境問題の解決方法を考えるのに、「環境問題って何?」では考えようがありません。

 

さらに言えば、中学校レベルで思考力を求められる問題はあまりないです。

基本的には全て教科書で与えられたものを覚えて解くことが中心。

思考するというより思考の材料を頭に入れることが中学校の学習の目的だと思います。

 

大事なことはうんうん考えることではなく、より多くの材料を頭に入れていくこと。

なのでわからない問題にこだわるより次の問題に移ることが重要なのです。

 

わからない問題はあとから解答解説をみたり先生に教えてもらって次からできるようにすればOK。

一発でできるようになる必要はないのです。

 

ところが、わからない問題を前にして地蔵の如く止まる生徒が実に多い・・・。

seeの過去形を10分考えたところで、そこから答えが出る可能性はほぼ0%です。

その10分があれば、答えであるsawの他にもう2つくらいは単語を覚えられそうです。

 

「わからないたびに飛ばしていたら、解ける問題がなくなってしまう」

そんな心配もあるのかもしれません。

それはインプットが足りなすぎるからです。

 

完璧なインプットはいりませんが、あまりいい加減なインプットではアウトプットができないのでやっても無駄。

 

飛ばせないでお地蔵さんになっている生徒や間違いが多すぎる生徒には、インプット不足としてやり直しを命じています。

 

ちなみに藤原学習塾ではインプットの目安を70%にしています。

70%覚えられたら、問題に取り組む。

 

これより多いといつまで経っても問題に行けませんし、少なければ間違いが多くなりやり直しで二度手間になります。

 

事実、当塾の生徒でテスト対策の進みが早い生徒はそのあたりの見切りが俊敏です。

うんうん悩まずにどんどん先に進む。

わからない問題は丸付けするときに自分で調べたり講師に聞くなど、時間を効率的に使っています。

 

「わからない問題は飛ばす」・・・これができるだけでも成績アップの可能性大ありです。

勉強に悩んでいる生徒はぜひ取り入れましょう!

 

藤原学習塾では成績をあげたい生徒を募集しております。

「勉強は苦手・・・でもがんばってみたい」という方は、お気軽にご連絡ください!

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