こんにちは!
一昨日の話ですが、2年生の生徒二人が開始時間より前から勉強を始めていました。
その数日前には時間を過ぎてものんびり準備していた生徒がいたので叱り飛ばしていたのですが・・・
それからそんなに時間もたっていないのに準備だけではなく自分から黙々と勉強を始めるとは、とても良い姿勢だと思いました。
(その日については「テストに合格した人から帰っていいよ」と言っていたので、少しでも早く帰りたかったからだと思いますが・・・それでもいい心がけです)
生徒たちの姿を見て、ふと「勉強を追う姿勢になっているな」と思いました。
よく仕事で時間がなくて忙しいと、「仕事に追われていて・・・」などと言ってしまうことがあります。
迫り来る山のような仕事を前に、目の前のことで精一杯になってしまい、つい仕事やスケジュールに追いかけられてしまう感覚・・・私もよくわかります。
しかしこのような状態になっているときは、あまりいい働きはできません。
私も勤めていたときは、尊敬している職場の先輩から
「仕事に追われるな。仕事を追うんだ」
と言われておりました。
追われる・・・という言葉は、受け身ですよね。
自分で対象をコントロールできていない感じがします。
その状態では防戦一方でしんどくなってしまいます。
それでは「追われる」のではなく、「追う」のではどうでしょうか。
追う立場になりますと、相手に攻め入る立場になりますのでこちらに主導権がある感じがします。
仕事で考えると、目の前の仕事をどう料理してやろうか・・・と狙いを定めて考えられますね。
これは仕事だけではなく、勉強でも言えます。
「勉強させられている」と思っているうちは、まだ成績の伸びは鈍いです。
もちろん多くの中学生は自分から勉強することはないので、「勉強させられる」必要はあると思います。
(誰も何も言わなければ、無限にサボってしまいますからね・・・)
しかしこの「勉強に追われる」境地を脱して、自分から「勉強を追う」立場になると、成績の伸びは途端に鋭くなります。
周りからやらされるのではなく、自分から成果を追うようになった子はとても強い。
現に授業時間前から勉強を始めた生徒の一人は、予定していた時間の半分ほどで合格を勝ち取り、意気揚々と帰って行きました。
もちろんこれが一過性のものではいけませんが、そうした姿勢を続けられる子は間違いなく伸びます。
当塾の生徒の一人でも多く、この姿勢を身につけていくことを願うばかりです。
藤原学習塾では成績をあげたい古河の中学生を募集しております。
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