応用を通して、基礎を確認する

こんにちは!

今日も日差しが照りつける1日。

昨日は夜に雷雨がありましたが、今日も同様に夜は雷雨とのこと。

7月のこの時期は天候が不安定ですね💦

 

 

今日は二年生の数学でのお話を。

今週は連立方程式の文章題をやりました。

数学の文章題では①問題文を数式にして、②それを計算して解く、という2つのステップが必要になります。

文章題の授業の時は①を中心にして話をするのですが・・・

①はともかくとして、②の計算でミスをする生徒もちらほら。

 

計算して解くところで間違える生徒は、そもそも計算の土台が怪しいことが多いです。

特に連立方程式の文章題は、代金や速さ・割合などを扱います。

計算分野ではせいぜい1桁の数字(2xや3yなど)だったのが、1800xになったりx/80になったり、桁数が大きく変化します。

 

これまで計算分野では怪しい知識でなんとかなったところでも、文章題では扱う数字の幅が大きいためメッキがはがれてしまう・・・

土台がもろいと、ここでつまづいてしまいます。

 

これは数学に限らずどの教科でも言えることですが、土台をおろそかにして前に進むことはできません。

しかしおろそかにしているかどうかは、単純な基礎の繰り返しではなかなか気がつかないのも事実。

なのでこうした文章題のような応用の計算を通して、本当の計算力が身についているか確認するようにします。

 

「基礎が身に付いていないと応用はできない」というのは、

「応用ができるかを通して、基礎が身に付いているかを確認する」ということにもつながるのです。

 

文章題の計算ができない生徒には、そこの計算だけ集中してやるように伝えます。

数の幅の大きい方程式もできるようになってこそ、本当の力がつきます。

 

藤原学習塾の生徒には、応用問題を前にしても揺るがない基礎力を身につけてほしいと願っております。

 

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