「もうどうにでもなれ効果」にご用心!

こんにちは!

今日は晴れ間もあったりして蒸し暑さがある1日でしたね。

今日はお昼くらいに仕事をしに塾へ行ったのですが、ドアを開けると空気がひんやり。

・・・エアコンを切らずに帰ってしまったようでした。

電気を無駄にしてしまいショック。

私は普段からうっかりしているところが少しあるので、こういうことはよくあるのです・・・。

しかし!

昨日の記事でお話しした通り、私はこうしたことも精神論ではなく仕組みで解決を図ります。

エアコンをつける際には、タイマーをセットすることにしました。

今日は昼に来て夕方には帰る予定だったので、タイマーを5時間にセット。

これならもしエアコンを切らずに帰ったとしても、自動で電源が切れます。

一つ新たな行動の仕組みを作ることができて、すこしご満悦でございます笑

 

 

さて、今日は勉強にも関係する心理学の話を一ついたします。

ご紹介しますのは「もうどうにでもなれ効果」というもの。

れっきとした心理学用語でございます。

たとえばこんな経験はないでしょうか。

ダイエットを決意したものの、お菓子を食べたくてたまらない。

少しだけと思い手を伸ばすも、ついつい食べすぎてしまう。

食べ過ぎたことに気がつくも、「ええい、ここまで食べちゃったらもういいや!」とさらに食べまくり、空になったお菓子の袋を前に「やってしまった・・・」となるというもの。

何かを制限する中でそれを破ってしまい、なかば自暴自棄になってその制限をさらに破ってしまうというものです。

誰しも経験のあることではないでしょうか。

(ちなみにもとは英語で「The What-The-Hell Effect」と言います。what the hellで「ちくしょう!」という意味なので、まさにそのままの意味ですね)

勉強に当てはめるとこういうことになります。

毎日3時間勉強しよう!と決意するも、始めてすぐにスマホが気になってしまい、ついいじってしまう。

気がついたらスマホをいじって1時間も経っていた。

「どうして1時間もスマホを触っていたのだろう・・・やっぱり自分は勉強なんて無理なんだ。もういいや、スマホで遊んじゃおう」となり、結局少しも勉強せず最初の決意は消えてしまう・・・というもの。

気がついた時の1時間で立ち直って残りの2時間勉強すればいいものを、「どうにでもなれ」と投げやりになり何もしなくなるのですね。

これを繰り返してしまいますと「自分なんかどうせ何をやったって続かないし無理」と思うようになってしまい、自分への自信がなくなってしまいます。

中学生のうちからこれでは困ってしまいますよね。

この「どうにでもなれ効果」から逃れるにはどうしたらいいのでしょうか?

いくつか方法はあるのですが、一つは「1人だけで取り組まないこと」ですね。

1人で目標を立てて1人で勉強すると、誰も見ていないので自分をコントロールするのが難しくなります。

また失敗した時に1人で抱えるようになってしまいます。

ですのでそうならないように、誰かと目標を共有してがんばるようにしましょう。

たとえば毎日3時間勉強すると決めたら、同じ目標を共有してくれる友達を探します。

「一緒に勉強頑張ろう!」という感じですね。

するとたとえ1時間サボってしまったとしても、「このままサボりたいけど、さすがに勉強時間ゼロは恥ずかしい・・・今からでもやってみよう」という心理が働き、自暴自棄にならずにすみます。

翌日に「1時間サボっちゃったけど、残りの時間頑張った」と報告すれば、相手も「少し遊んじゃうことあるよね」というように失敗も含めて共有できるようになり、1人で抱えずにいられます。

しかしここで難しいのが・・・「一緒に勉強頑張ろう!」と言ってくれる友達を探すことです。

中学生くらいだとこうしたことを真面目に友達に話すことをためらう空気もありますよね。

「真面目かよ」など冷やかされたらどうしよう・・・など。

また「一緒に勉強頑張ろう!」とは言ってくれたものの、その相手が本当に頑張るかどうかは不明です。

自分はなんとか踏ん張れたものの、相手は「そんなこと言ったっけ?自分は遊んじゃった」などと言い出すことも考えられます。

なのでここは友達に恵まれるかどうかという運が絡みます・・・。

しかし!

藤原学習塾では、この「どうにでもなれ効果」はまったく心配ありません。

当塾は家での勉強に頼らない塾。

授業外の自習を塾で行うことで、生徒を1人にしません。

もちろん塾に来てもスマホをいじるなどもってのほか。

塾に来たら勉強するの一択です。

塾では講師である私が勉強のサポートをしますし、来ている生徒も黙々と勉強に打ち込んでいます。

塾に入った時点で、自動的に周りと目標を共有することになります。

生徒が「3時間勉強する」という目標を立てたら、私はその生徒の机をきれいに掃除して待っています。

勉強を投げ出す余地がそもそもありません。

「自分1人ではできなさそう・・・」と思ったら、ぜひ藤原学習塾までお越しください!

 

藤原学習塾では成績をあげたい生徒を募集しております。

「定期テストはあまりできなかった・・・。でも勉強をがんばってみたい」という方は、お気軽にご連絡ください!

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