今頑張れないヤツは、これからも一生頑張れないと言う話。

こんにちは!

なんだか今日はポカポカしてあったかいですね。まだ2月なのでこれから寒い日はまだあるのでしょうが、こういうあったかい日があると、早く春にならないかなぁ・・・と思ってしまいます。

今朝はコメダ珈琲でコーヒーを飲んでいたのですが(いつもの旧4号のお店ではありません)、高校生と思しき女の子が1人で勉強していました。

ちらっと見えた教科書には、数学の文字が。

時間は朝の8時くらい。勉強のスタートとしてはけっこう早いです。

その後お友達が来たのですが、あいさつもそこそこにすぐ勉強に入っていました。

こういうのって実はすごいことなんですよね。

朝早くから勉強を始めて、友達が来てもおしゃべりせずにすぐに教科書を開いて勉強にむかえる。

立派な姿勢です。

朝はぐずぐず起きてきてダラダラとスマホを見て時間をつぶし、勉強は気が向いた時にやる・・・実際はそう言う生徒の方が多いですから。

「友達と一緒に勉強する」なんて名目をつけても、実際はおしゃべりやゲームばかりでちっとも勉強なんてしないものです。

悲しいかな、私の勤務する塾(注:藤原学習塾を作る前に勤めていた塾です)もこう言う生徒が多いこと多いこと。

授業は平気で遅刻するし、無断欠席する奴もいたり・・・こないだは「珍しく自習に来てるな」と思っていたら、隠れて漫画読んでましたからね・・・100万ボルトの雷を落としてこんがり焼いてあげました笑

しかも受験生でもそれですからねー。

受験生になっても頑張れない生徒は、相当多いです。

コメダ珈琲で朝からがんばっている子を見たので、今日は「高校入試で頑張れないやつは一生頑張れない」というテーマでお話ししてみたいと思います。

高校入試は人生最初の難関

多くの人にとって、高校入試は人生で初めて訪れるであろう転機だと思います。

中学までは自分の選択や能力にかかわらず環境が固定されていました。

生まれてきた家族はもちろん自分で選ぶことはできません。

学校だって地域によって固定されていますよね。

地元の中学はいやだから、隣の学校に行きたい!・・・という意見は、なかなか通らなかったと思います。

しかし高校入試は、そんな固定された環境を自分で変えられる最初の機会です。

家庭による縛りがある人もいるかもしれませんが、基本的にはどこの高校に行こうが自由。

好きな高校に行って、好きなように青春を謳歌することができます。

でも現実には・・・好きなようには選べませんよね。

それは試験があるから。

高校によって求められる学力は違いますし、自分の学力より上のところに行こうと思ったら努力しないといけません。

ここで「がんばってあの高校へ行こう!」と思うか、「ま、この辺でいいや」ですませるかはその後の人生に大きく影響します。

そもそもそういう気持ちを持って行った高校は、周りも同じタイプの人が集まりますからね。

頑張らなきゃ入れない高校には、他の人も頑張って入っています。

すると頑張るのが当たり前の環境にいることになるので、努力することが体に馴染んでくるようになります。

そうすれば勉強だろうが部活だろうが、結果は自ずと出てくるもの。

その後の進路も幅広く選択できるようになるでしょう。

一方「ま、この辺でいいや」の高校は、入ってみればやっぱり「この辺でいいや」精神の集まりになります。

何事も適当でやってオーケー♪という雰囲気が当たり前と言いますか。

学校によってはそうした雰囲気を防ぐべく勉強や生活面を厳しく指導しているところもありますが、残念ながらそうした気質を変えることは実に難しいです。

なのでその進路も明るい・・・わけがないですよね。

自由に生きられる権利は全員に与えられていますが、実現できるだけの能力を持つのは一部だけ。

それは大事な場面で頑張れたかどうかなのでしょう。

人生最初の難関である高校入試は、そんな頑張れたかどうかを測るリトマス試験紙なのかもしれません。

その瞬間に、全力を傾けられるか?

「全力を出せ!」・・・よく聞く言葉ですよね。

部活などではよく言われる言葉だと思いますし、勉強の場面でもそうだと思います。

私も仕事柄生徒に同じようなことを言うのですが・・・正直「こいつは全力出せないだろうなぁ」を思う生徒も中にはいます。

というのも、入試本番で全力を出せるかどうかは、その日1日ではどうにもならないから・・・。

いい成績を出すのは日頃の積み重ねであることは納得してもらえると思うのですが、力を出し切れるかどうかもやはり同じく積み重ねなのです。

日頃から真剣に頑張れている子は、自分の出力を上げるのが上手です。

試験が始まるまでは静かに集中力を高め、試験が始まるや否や最大値の集中力を放出できます。

試験全体を見渡し、どこから先にやればいいか見当をつけ、試験時間いっぱいに頭をフル回転。

それができるのは日頃からそう言う姿勢で勉強しているからなんですね。

頑張れていない子は、いくら周りが頑張れ頑張れ言って学校や家から送り出したって、全力を出しません。いや、出せません。

頑張ったことがないのに、本番で頑張れるわけがないんですよね。

試験が始まるくらいには緊張して「頑張ろう」と思っているかもしれませんが、問題を見て解けない問題を見ては「あー、無理」と思って後ろ向きになっていく・・・定期テストでも入試でも、そういうところは変わらないものです。

私も頑張れない子には、激励などはしません。

仕事ですから口では「頑張れ!」と言いますが、正直棒読みですよ笑

多分そう言う子はたとえ松岡修造がやってきて「がんばれ!お前はまだまだできるはずだ!!!」なんて熱く応援しても、やる気になるのはその時だけで家に帰る頃には元に戻ると思います。

もちろんそういう姿勢は勉強だけで止まることはないですよね・・・。

今まで頑張れなかったのに、これから頑張れるわけがない

「教育の仕事をしているのに、そんな冷めたこと言ってていいのか!今から頑張らせようとしないのか!」

そんな意見もあるかもしれませんね。

たとえばこれが成績のことなら別にいいんですよ。

成績が今まで目標まであがってこなかったけれど、まだ諦めたくない。頑張って目標に届きたい。

そういうことなら、塾の側も勉強の仕方などについてアドバイスしたり応援したりすることはできると思います。

でもそれは、勉強する側に話を聞く姿勢があることが前提にあるからです。

頑張れない子はそもそも話を聞く気がないですからね。

平気で遅刻する生徒は、時間を守れと言っても守りません。

首に縄つけて引っ張ってくればいいかもしれませんが、その間頑張ってる方の生徒を見られなくなります。

それは公平な対応と言えますかね・・・。

今まで頑張れなかった奴は、これから頑張ろうと思えるわけがないのです。

ダイエットで言えば、「今まで運動とかめんどくさくてー。お菓子も食べるのやめたくないんですけどー。今月中に10キロやせたいんですよー」・・・こんなこと言ってて痩せる気があるとはおもえないですよね・・・。「がんばれー」と棒読みで応援するだけです。

そうしてずるずると、後悔の吹き溜まりに向けて人生を歩んでいくのですね・・・。悲しいことです。

それでも頑張りたいのなら・・・

「そんないい加減な人生なんて送りたくない!無理と言われても頑張れる自分になりたい!」

この記事を読んでいてそう思う中学生がいるかもしれません。

それはそれでいいことなのだと思うのですが、実現に向けた道は困難です。

でも本当にそう思うのなら、もうスマホは閉じて10秒以内に机に向かってください。

準備は別にしなくていいです。とりあえず机に向かいましょう。

そして机から手の届く範囲のもので勉強してください。

間違っても家の中の遠くにある教材をとってきてはいけません。

その間にスマホの誘惑に絡め取られてしまうかもしれませんからね。

「よし、今日から12時間勉強するぞ!・・・」決意は大変結構ですが、やめてください。1日だけの努力に意味はありません。

勉強を時間で区切ることに賛否はあるのですが、まずは1時間だけでもいいので勉強しましょう。

1時間後に「まだやれそう!」と思ったのなら、さらにもう1時間やってもいいでしょう。

やりすぎると明日からめんどくさくなるので、上限は3時間くらいがいいかと。

そのペースを1週間くらい続けられたら、もしかしたら少しはうまくいく可能性があるかもしれません。

1日だけの努力に意味はありませんが、大きな努力は1日の努力によって支えられています。

まずは今日1日の努力から始めてみましょう。