藤原学習塾の最大の特徴・・・それが毎日の「自習」です。
自習と言ってもほったらかしではなく、あらかじめ学習する内容・教材を指定し、私が質問対応を兼ねて巡回します。
通常の学習塾の自習との違い
他の学習塾でも自習はやっています。
自習専用のブースが備えられている塾もあるでしょう。
しかしその多くは「自習し放題」という位置付けだと思います。
「自習し放題」と聞いて、「わぁ、これで勉強がたくさんできる!やったね!」と思う中学生がいるでしょうか。
普通は自習なんて(それどころか勉強自体)やりたくないことでしょう。
(実際私がこれまで見てきた塾も、自習ブースはだいたいガラガラでした・・・)
藤原学習塾では、「自習し放題」などありません。
自習は必ず来ていただくものだからです。
「来ていいよ」ではなく、「来ないといけません」になります。
自習には3種類あり、①理解度確認テスト不合格による自習・②定期テスト対策による自習・③受験対策による自習、になります。
理解度確認テスト不合格による自習
授業中の理解度確認テストについて規定の成績が取れなかった場合、自習に呼ばれます。
宿題は多くは出しませんが、やり方が不徹底の場合にも自習対象となります。
指定した日時に来て、自習します。時間帯は通常授業と同じになります。
みっちり自習して頂き、再度理解度確認テストを受けます。合格すれば解放されますが、不合格ならまた自習となります。
たとえば中学一年生の英語の場合、水曜日に授業が行われます。
この日の理解度確認テストで不合格となりますと、別の日に自習となります。
日時の都合はあらかじめ調整しますが、次回授業までに必ず来て頂きます。
自習日時が木曜日19:15-20:35のコマでしたら、その日時に来て頂きコマ時間いっぱいまで自習&テストをして頂きます。
授業に来るのは週に一回でも、自習により週五回来る場合もあります。
定期テスト対策による自習
定期テスト2週間前になると、当塾は定期テスト対策態勢に入ります。
通常授業を停止し、開校時間全てを自習の時間とします。(テスト範囲によっては追加で授業を行うこともありますが、基本的に全て自習です。)
テスト2週間前となったその日から、定期テスト前日まで・・・
平日のみならず土日祝日全て塾に来て頂きます!
ただし習い事や部活などがあれば、その都度調整します。
2週間がっちり勉強して、定期テストに備えましょう!
受験対策による自習
中学三年生は部活引退後は毎日塾に来て頂きます。
毎日2〜3時間程度、学校が終わったら塾に来て勉強です。
授業がある日はそのまま自習から授業に入ります。
受験日前日まで続きます。
ほったらかしにしない自習です
先程お話しした通り、自習と言ってもほったらかしにはしません。しっかり管理下に置かれます。
塾に来たら学習する内容を確認し、それから自習が始まります。
自習中は私が定期的に巡回します。質問対応という意味もありますが、きちんと勉強しているかチェックしに行くという役割が大きいです。
たとえ私が授業中でも、折を見て巡回に行きます。気を抜く時間は1秒もありません。
どうしてそんなに自習をさせるのか?
こうした疑問は当然かもしれませんね。他の学習塾さんではやっていないことです。
これだけ自習を徹底する理由・・・それは二つあります。
一つ目は、授業でわかっても、勉強ができるようにならないということ。
そして二つ目は、人は誰も見ていないところでは手を抜くからです。
授業がわかる≠成績が上がる
授業がわかれば成績は上がるかというと、全く違います。
理解したということと、その理解したことを自分の手で再現できるということは別物なのです。
料理のレシピを見て「こうすればこれができるんだ!」とわかったとしても、それだけでは上手に作れないですよね。
実際に台所に立って作る必要があります。
それと同じで、理解したことを演習することが大事なのです。
なので当塾の授業は演習中心なのですが・・・実際はそれだけでは不十分です。
その授業中にできていても、実際のテストでできないと意味がありません。
その確認のために理解度確認テストがあり、不合格なら演習不足ということで自習になります。
人は一人ではがんばれない。
このような「授業だけでは不十分、演習が大事」ということは普通の学習塾でもよく言われています。
そうしたところでは、演習として宿題を出すことが多いです。
当塾でも宿題はたまに出すのですが・・・あくまで補助的な役割であり、演習の本丸ではありません。
というのも、人は誰も見ていないところでは手を抜くからです。
宿題は家で一人でやるものですが、本当の理解を目指して真面目に机に向かう中学生が一体どれだけいるでしょうか。
大体の中学生が、適当に音楽を聴きながら、テレビ・動画を見ながら、スマホをいじりながら、ダラダラとやっていることでしょう。
もちろん真面目に頑張る中学生もいるでしょうが、そうした子はほんのひと握りの、塾に通う必要がないほど自立している子です。
大人なら、仕事の成果など努力の先に得られるものがわかりやすいので、一人でも頑張れることもあります。
それでも上司やお客さんの目が届かないところなら、サボることもあるというもの。
ダイエットなどはその最たるもので、最初の決意の固さも、時の経過とともに無くなっていき、多くの人が挫折に終わります。
一人で頑張ることは、大人でも難しいこと。
ましてや中学生に「一人でしっかり宿題やれ!」というのは酷というものです。
なので宿題でがんばってもらうより、塾の監視の目が届く自習を実施している・・・というわけです。
(もちろん宿題が無意味というわけではありません。当塾でも宿題は出しますし、やってきた内容が不十分ならそれも自習呼び出しの対象になります)